☆☆☆全国通信三田会幹事会報告☆☆☆
T.主な審議内容・報告事項・決定事項
−加納会長挨拶より−
15年前に会長就任、今年秋の幹事会をもって辞任します。この間、定刻主義、地域第一主義とその活性化、IT化
促進を重視して運営してきた。数年前より、春は東京以外で幹事会を開催、大阪・名古屋・仙台、そして今年は札幌で
の開催となった。札幌の鈴木会長他関係者に感謝します。
昨年の日本は災害の年であった。特に、中越大地震での被害が大きく、連合三田会よりカンパの要請を受け、部長会
決済で3万円を当会より拠出した。会長交代に当り、昨年、会長選出の条件として「70歳を超えないこと」「任期は
10年を超えないこと」を内規として定め、数回の会合を持ち検討された。今年の秋に次期会長人事が確定します。
(この後、恒例の「The KTM Headlines」にて、全国通信三田会活動の概況を報告)
1.卒祝・ユニコン賞・感謝状贈呈の報告、新潟県中越地震寄付、他
・会長挨拶にて報告、通信課程の新卒321名(卒業生累計11,915名)
・2005年度のユニコン賞は切明美保子君(文・八戸)高尾翠君(文・筑後)田中正宗君(経・浜慶)平田東助君
(文・浜慶)の4名、市村浩康君(経・浜慶)に特別賞、卒業祝賀会にて表彰
・新潟県中越地震寄付など 承認した。
2.卒業生1万2千名突破記念事業体制について
−伊藤企画部長より提案・報告−
3年後の塾創立150周年・通信教育課程発足60周年までに間があり、来年(2006年)秋の連合三田祭の頃に
「仮称:卒業生1万2千名突破記念祝賀会」を実施予定、実行委員会組織は過去の「50周年記念事業」をモデルにし
て発足予定、その具体化を秋の幹事会までに検討する。本件を承認した。
3.次期会長選考委員会の報告(鈴木仁委員長)
昨年秋の選考委員会発足後、混乱を避ける意味で非公開にて活動してきた。役員選出内規(案)を提示、会長は選考
委員会の推薦を経て全国定例幹事会にて選出、選考委員会の推薦候補以外に、正会員30名の文書による賛同があれば
幹事会にて選出候補になることができる。会長候補は関東在住に拘らない。幹事会での会長選出は挙手、5名以上の要
求があれば単記無記名投票、第一回投票で過半数を得る候補者がいない場合は上位2名の決戦投票による。次期会長選
考委員会は永田進一慶友三田会長を推薦する。現役員(顧問、名誉会長、副会長、会計、会計監査、各部部長)は新会
長選出時に辞任、新会長の推薦により新役員が幹事会の承認を経て発足する。但し、会長の推薦候補に対して、幹事会
にて1/3以上の反対がある場合は推薦されない。
なお、副部長以下の人事は部長会決議事項とされる。また、会長選考委員会の事務は総務部が所管する。首都圏以外
の会長人事を考慮し、上京時の旅費交通費などの特別な出費に対し、渉内活動費(初年度5万円、平年度10万円程度)
の予算化を提案する。以上、報告事項が了承・承認された。
(資料:役員選出内規(案)、会長選考委員意見要約、選考委員会経過報告)
4.各部の報告
4−1.企画:「卒業生1万2千名突破記念事業体制について」をもって報告とします。
4−2.広報:全国通信三田会報78号発行、地域連絡部に担当地域の情報収集とその報告を期待、原稿の字数制限は
800字以内、写真は実物を、デジカメのプリントアウトは折らないで送付、次号の原稿締切は8月末
です。
4−3.塾員情報:個人情報保護法が施行、名簿の扱いに注意、当会の方法は問題無。
4−4.会計:平成16年度会計報告、監査報告、平成17年度予算案を拍手で承認。
4−5.渉外:三田事務局(通信教育部、塾員センター)との情報交換が円滑化、個人情報の扱いに一定の制限(塾員
番号は非公開、本人届出により将来に向けての学籍情報を公開不可など)、試験的に秋の幹事会に三田
事務局から参加を予定(通信三田会の全国規模の会合に高い関心有)、維持会の拡充と150周年記念
事業への協力要請有。
4−6.地域連絡:地域第一主義に基づき活動、瀬戸田地域担当副会長の報告を受け、各地域統括部長より報告を受け
た。地域連絡網(Eメール取得など)の整備、地域合同通信三田会の立ち上げを活動重点項目とする。
4−7.総務:ユニコン賞に関する一切の業務(賞状作成他)は総務担当になった。毎回の幹事会資料は分類整理が困
難、A4サイズ・横書、左綴・右上に資料番号に統一、資料番号無資料は当日手書後に受付、会報は資
料番号付与又は番号有の資料にホチキス留めを、資料の必要部数は幹事会の案内時に連絡、資料は各自
が当日持参又は地域連絡が取り纏め総務には送付しないこと。幹事会出欠は必ず返信のこと、案内受領
時にはEメール返信必須(着信確認が重要)、最終確認の把握が最大の課題。幹事会名簿は秋までに再
整備を予定、相互連絡や情報確認は地域連絡担当が協力、地域会長交代と地域担当は別問題、地域担当
の人選は関連地域三田会間で調整決定し幹事会で報告承認。
5.人事
5−1.部長会の決定事項の報告
・高谷 雅代君、総務部委員から渉外部副部長へ
・露崎 正子君、渉外部委員(新任)
・徳光 重希君、石川通信三田会長から石川通信三田会長兼北陸地域担当へ(昨年秋決定分)
・野口雄一郎君、広報部委員(新任)
・安東 玲子君、広報部委員を退任
5−2.役員人事
・吉濱 健二君、渉外部長兼副会長から渉外担当副会長へ
・安部 光江君、渉外部副部長から渉外部長へ
・田沼千鶴子君、総務部長から総務担当副会長へ
・東海林 徹君、総務部副部長から総務部長へ
・高木 憲章君、総務担当副会長から企画担当副会長へ
以上の役員人事変更は幹事会にて承認された。
6.次回幹事会:2005年10月15日(土)13:00より 東京銀座「交詢社」にて開催
U.各地域の報告
1.東京(田中会長)
総会・行事の報告、会報発行、卒論発表、例会や新年会、今後の活動計画などについて報告。
2.茨城(高木会長)
総会や役員会の報告、会報発行、35周年記念行事・記念誌発行などを報告。
3.大阪(永田会長)
年間行事計画に基づき報告、慶友三田会単独行事・三田会や大阪慶友会を支援。丘の友第92号を発行、
会誌発行は、昨年6回/年、今年4回/年とする。
4.埼玉(齋藤幹事)
2ヶ月に1度程度行事を開催、参加者は2桁台へ、今年は室内から屋外を重視。
5.神奈川(伊藤会長代行)
5/22に会報第32号を発行、行事報告と行事予定を掲載、詳細は会報を!
6.千葉(阿部幹事)
パソコン同好会の運営等、活動報告と行事予定を報告。会報第12号を発行。
7.愛知(八木会長)
活動報告と活動方針および行事予定を報告。15周年記念事業として、愛知万博電力館等を見学・記念誌
発行・記念パーティーを6/25に予定。他の地域通信三田会との連携を強化。
8.札幌(鈴木会長)
「学ぼうかい」などの活動経過報告、本日創立35周年記念祝賀会を開催、会報は「時計台の鐘」を発行
(6/下旬第71号を予定)。
9.栃木(田崎会長)
6/12に総会を予定、若手活性化へ役員交代、加納会長の臨席希望の会員多し。
10.静岡(長澤会長)
新年会と総会の行事を報告。特に総会では講演会と東海4県と交流予定。
11.宮城(佐々木会長)
昨年11月の総会で講話と懇親会を開催、会報第1号を発行、今年3月宮城から5名卒業内1名入会、仙
台中心でなく各地域での行事開催が課題。
12.群馬:行事経過と予定の報告資料提出。8月に会報「つつじ」第8号発行予定。
13.石川(徳光会長)
活動報告と行事計画を報告。会発足10年目の節目、規約制定と組織強化を予定。
14.三重(大河内副会長)
6月に総会および愛知と交流を予定、全国幹事会は東京と大阪の間で開催を希望。
15.松本(矢澤幹事)
10数名の会員、松本地域と長野地域に通信三田会有、合同の会を模索中。
16.京滋(相会長)
年4回の行事、明日5/29に瀬戸内寂聴さんの法話を京都「寂庵」で予定。
17.広島(瀬戸田副会長)
4/24に中四国合同交流会を開催、広島の会員数は152名、女性のために昼の活動が重要、通信三田会
は出会いと交流の場その意義を改めて痛感。
18.島根(井原会長)
平成9年に再出発、在籍塾員数16名、総会は4月開催、会報2回/年発行予定。
19.山口(有田会長)
会報「のんた通信」第9号を2月に発行。東西に会員が分散、徳山三田会や山口慶友会などの各地三田会と
も活動を協力、IT化の強化を推進。
20.徳島(鈴木会長)
活動状況を報告、4月に中四国通信三田会合同交流会に参加、行事予定も報告。
21.熊本(津留幹事)
昨年10月に九州沖縄連合三田会を開催、今年4月に熊本慶友会と交流、会報は3月に第14号を発行、
ホームページにて情報提供と情報共有化を推進。九州地区での幹事会開催を希望。
22.長崎(川上会長)
機関紙「出島」発刊、9月に島原集会を予定、次回の九州沖縄連合三田会は福岡で開催予定。ホームページ
で活動状況や行事予定などの情報を開示。
23.雑誌会(大川幹事)
文芸関係の通信三田会、出版と会報を発行、9/17に浜松町で会合予定。
V.総括(加納会長)
今回の幹事会は「地域」「壁」「工夫」の3点をキーワードにまとめられる。地域活動との共感、慶應義塾を通信
教育で卒業したという共有の想いがつよい絆になって仲間という気持が生まれている。また、さまざまな壁にぶち当
たっている。人数の壁、人が少なく、新卒者がいない。世話役が少なく、会や行事への参加に消極的、個人情報保護
などの情報の壁もみられる。Eメールなどで連絡しても出欠の返事がこないという反応の壁もある。しかし、各会毎
の創意工夫がみられ、総会、新年会、月例会、研究会、新卒者歓迎会などの単独行事がある。札幌通信三田会35周
年記念行事などの周年行事も各地域の通信三田会で活発化している。合同行事による工夫もみられ、近隣の通信三田
会との交流会、神奈川通信三田会のように海外の三田会との交流も活発化している。1〜4回/年の会報発行や記念
誌の発行、ニューズレターの発行にも工夫がみられる。IT化の促進もある。メーリングリストなどにより、情報の
共有化が進み、全国通信三田会は電子部長会が行われ、緊急案件を決定している。ホームページやチャットの活用も
進み、通信三田会の「通信」(IT化)の利用価値は高い。年間行事を事前に知らせたり、塾生組織の各地慶友会と
も情報を共有して密接な関係を持っている地域がある。
さらに、女性の活躍が期待される。新卒の6割が女性、女性を巻き込み、活動の場は男性から女性へ変化しつつあ
る。会の活性化は参加者の人数ではない。集まる人数は5人でも良く、今回の会合は良かったという仲間との感動、
参加者の満足を高めることが大切であろう。コラボレーションが共感を呼ぶのです。
最後に、会場設定や幹事会の準備にご協力を頂いた札幌通信三田会の鈴木会長および会員の皆様方に厚く御礼を申
し上げます。
以上
記念撮影を撮り、閉会後、同会場(札幌エクセルホテル東急)にて、札幌通信三田会創立35周年祝賀会が開催さ
れた。来賓として大森慶應義塾大学通信教育部長が参加され、挨拶では最近の慶應義塾の動向を報告された。
(文責:総務部 高橋 豊)
<札幌通信三田会創立35周年祝賀会参加者の記念写真>
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