ごあいさつ
謹啓 皆さまにはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
私こと
この度、皆さまから力強いご支援をいただき、全国通信三田会会長という重責を、はからずも担わせていただくことになりました。
これもひとえに皆さま方のご厚情の賜物であり、誠に光栄に存じますとともに、改めて責任の重大さを痛感し、身の引き締まる思いでございます。
冒頭、私は、ここまで通信三田会を献身的に育ててくださった加納時男名誉会長に、心からなる謝意を表したいと思います。加納名誉会長には本当に長い間のご指導ありがとうございました。今後とも変わらぬお力添えをお願い申し上げます。
これまで営々と築き上げてきた加納体制の安定かつ円滑な継承を原点として、当面する2006年の「通信教育課程卒業生12,000人突破」、ならびに2008年の「慶應義塾創立150年」の2つの記念事業の成功に向けて、皆さまのご協力のもとに、私は、全力を尽してまいりたいと決意しています。
そのためには、第一に「地域第一主義」の徹底です。会員があってこその三田会であります。それぞれの三田会の各会員が独立自尊の精神のもとに、集まり融和して、多くの会員同士の出会い、ふれあい、感動の場としての通信三田会が育成されます。全国各地域の三田会との交流充実を、今後とも推進してまいります。
第二に「コミュニケーションの活発化」です。IT化のさらなる充実、会報の充実、全国と各地域間の心と心のふれあいの充実、などを通じて、会員相互間の円滑なコミュニケーションの活発化を目指してまいります。
第三に「開かれた皆さん自身の三田会の育成」です。会員一人ひとりが楽しく主体的に参加できる三田会にいたすことを基本として、「三田会に入って良かった!」「今日も参加して楽しかった! ためになった!」などと感じることができるような通信三田会の育成を、皆さまのご支援のもとに、お一人お一人のご意見をよくお聞きしながら、目指してまいります。
来たる2008年(平成20年)に慶應義塾は、創立150年を迎えます。その基本コンセプトは「未来への先導」と「独立・協生」です。慶應義塾は、「独立」して生きる力と、「協力」して生きる力を持って「未来への先導」に挑戦し、新しい時代に貢献することを目指しています。
この記念すべき節目の時期に、通信三田会のリレーランナーの一人として、皆さまの先頭に立って全力を尽してまいりますので、今後ともなお一層のご指導を賜りますようお願い申し上げ、会長就任最初のご挨拶といたします。
謹白
平成17年10月
全国通信三田会
会長 山岡 恒夫
戻る
|