慶 應 義 塾 塾 歌
作詞:富田正文、作曲:信時潔/昭15
(1)
見(み)よ
風(かぜ)に鳴(な)るわが旗(はた)を
新潮(にいじお)寄(よ)するあかつきの
嵐(あらし)の中(なか)にはためきて
文化(ぶんか)の護(まも)りたからかに
貫(つらぬ)き樹(た)てし誇(ほこり)りあり
樹(た)てんかな この旗(はた)を
強(つよ)く雄々(おお)しく樹(た)てんかな
あゝわが義塾(ぎじゅく)
慶應(けいおう) 慶應(けいおう) 慶應(けいおう)
(2)
往(ゆ)け
涯(かぎり)なきこの道(みち)を
究(きわ)めていよゝ遠(とお)くとも
わが手(て)に執(と)れる炬火(かがりび)は
叡智(えいち)の光(ひかり)あきらかに
ゆくて正(ただ)しく照(て)すなり
征(ゆ)かんかな この道(みち)を
遠(とお)く遙(はる)けく征(ゆ)かんかな
あゝわが義塾(ぎじゅく)
慶應(けいおう) 慶應(けいおう) 慶應(けいおう)
(3)
起(た)て
日(ひ)はめぐる丘(おか)の上(うえ)
春秋(はるあき)ふかめ揺(ゆる)ぎなき
学(まな)びの城(しろ)を承(う)け嗣(つ)ぎて
執(と)る筆(ふで)かざすわが額(ぬか)の
徽章(しるし)の誉(ほまれ)世(よ)に布(し)かむ
生(い)きんかな この丘(おか)に
高(たか)く新(あら)たに生(い)きんかな
あゝわが義塾(ぎじゅく)
慶應(けいおう) 慶應(けいおう) 慶應(けいおう)