慶 應 讃 歌
作詞・作曲:平岡養一/昭22
(1)
光(ひかり)あふるゝ三田(みた)の山(やま)
我(われ)等(ら)が校庭(にわ)に集(つど)いたる
希望(のぞみ)に充(み)ちし若人(わこうど)は
独立(どくりつ)自尊(じそん)の城南(じょうなん)健児(けんじ)
我(われ)等(ら)が若(わか)き力(ちから)以(も)て
理想(りそう)の祖国(くに)を打建(うちた)てん
慶應(けいおう) 慶應(けいおう) 慶應(けいおう)義塾(ぎじゅく)
その名(な)讃(たたえ)えん我(わ)が母校(ぼこう)
(2)
栄(ば)えに輝(かがや)く三田(みた)の山(やま)
意気(いき)と力(ちから)と熱情(ねつじょう)の
血潮(ちしお)に燃(も)ゆる男(お)の子(こ)等(ら)が
いまぞ戴(いただ)く覇権(はけん)の冠(かんむり)
かゞり火(び)映(は)ゆる丘(おか)の上(うえ)
凱歌(がいか)を挙(あ)げん高(たか)らかに
慶應(けいおう) 慶應(けいおう) 慶應(けいおう)義塾(ぎじゅく)
いざや讃(たた)えん我(わ)が母校(ぼこう)
(3)
あゝ美(うるわ)しき三田(みた)の山(やま)
第二(だいに)の故郷(こきょう)三田(みた)の山(やま)
共(とも)にむつみし幾年(いくとせ)は
心(こころ)に永(なが)くとゞまらん
月去(つきさ)り星(ほし)は移(うつ)るとも
夢(ゆめ)に忘(わす)れぬその名(な)こそ
慶應(けいおう) 慶應(けいおう) 慶應(けいおう)義塾(ぎじゅく)
永遠(とわ)に讃(たた)えん我(わ)が母校(ぼこう)